バンドやってます

Tokyo Cloudy Cruiseというバンドをやっていた。「やっていた」と過去形なのは、バンド名が変わったからだ。新しいバンド名はCruisicとなる。クルージックと読み、CruiseとMusicを掛け合わせた造語だ。

トラックメーカー/ベーシスト岩田幸也くんとは十年以上も付かず離れずやってきていて、数年前に突如「いっぱつバンドを組んでダンスミュージックをやって[任意の不純な動機を挿入]しよう!」と一念発起して以来、一緒にバンドとして活動している。最初こそサックス、鍵盤、ベース、ドラムというオーソドックスな四人編成だったが、メンバーは減り、岩田くんはベースを弾かなくなり、今ではトラック関係をアレする人とドラム関係をアレする人のデュオ+サポートメンバーで演奏するようになった。

上に「不純な動機」などと書いてしまったが、我々の音楽自体に向く動機は純粋なものだと解されたい。なんとなれば、その純粋さをまったく欠いてしまえば音楽など生まれ得ないのだから。

エレクトロニック・ダンスミュージックの精神、感じられ方を基本として、そこにアコースティック楽器の音、奏者としてのあり方を対置したい。アコースティック楽器が添え物としてではなくエレクトロニックビートと絡み合い、変容する、誰も体験したことがないようなダンスミュージックを追究したい。個人的にはこんなことを思っている。

そんな究極の目標を掲げ、実現に向けて活動していくつもりなので、これを読んだ人は記憶の片隅に留めていただけると嬉しい。

荒削りではあるが、この動画のような試みをしているので、ご参考までに

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ではまた。